『県庁の星』 ホワイトデー大ヒット御礼舞台挨拶
2006年 3月 14日 (火)


大ヒット御礼で
ホワイトデーに行われるという舞台挨拶
この前は『バレンタイン試写会』なるものもあったから、その対でしょうかね?

今回は平日昼ということで、私にとっては行きやすい日程だし、
チョコあげてないのに(笑)、
"生織田しゃんに逢える"というお返し(?)をもらいに、いざ東京へ〜♪




 2週間ぶりのマリオン

朝5:30に起き、支度をしてから7:00仙台発の高速バスで東京へ向かう。
今回は日帰りなので、荷物はすご〜く楽。
ちょっと近所へ遊びに行く感じ♪ <かかる時間と費用は「近所」じゃありませんが(爆)

12:30頃に東京へ着き、余裕をもって会場の日劇3へ。
日劇1と比べるとホールが狭い。 後ろの方でも近く感じるだろうね(^^)

今回の席は、3列目のちょーど真ん中あたり
最前列はプレス用に空いてたので、実質2列目♪

すると、前の席に知り合いの織田友さんがいたのでご挨拶をしたら、
その方はなんと徹夜して並んだそう(◎o◎)
他にも徹夜、もしくはそれに近い時間並んだという方の話もチラホラ聞きまして、
私は朝6:00に行ったのにすんません〜(^^;;ゞという気持ちの反面、
こういうときは(ぴあの混まない)田舎でよかった…とも思ったり(爆)


 舞台挨拶♪

13:00。
『海猿』の予告の後、すぐに本編上映開始。
席が前すぎてやっぱ首は上に曲げなきゃいけないのですが、
初日の時みたいに端じゃないから、少しだけ楽だった(^^;;
大迫力の野村くんでした♪(笑)

本編終了後、客席からは拍手が(^^)
引き続き、舞台挨拶の準備。

会場の右側には報道のカメラがズラッと並び始め、
あぁ、今日は左側から出てくるのね、とわかる。
上映中は空いていた1列目の席にも、報道関係者が次々と座っていく。

5分ほど経ってから、フジテレビの佐藤里佳アナウンサーが舞台左手から登場し、
ステージ右端のところでご挨拶。

昨日までの17日間で、興収が約12億円 観客動員数がおよそ100万人
今日は、この大ヒットに感謝の意を込めての舞台挨拶だということ。


さて、いくつかの諸注意の後に、いよいよ織田さんたちの登場!
スクリーンの左側、一番前の非常口から、柴咲さん織田さん西谷監督の順に入場〜♪

織田さんは白いシャツにモスグリーンのジャケット、ベージュのパンツにベージュの靴。
「県庁さん」よりもラフな、というか、もういつもの「織田裕二」ですね♪
真正面からしみじみと見上げた織田さんは、相変わらずかっこよい…(*¨*)ポッ
視線は相変わらず遠くが多いですが(笑)


《まずはご挨拶》

 西谷 「寒い中、ご来場頂いてありがとうございます。
     監督の西谷です。」

 織田 「こんにちは! いかがでしたか?(拍手♪ 「県庁さーん!」というかけ声も)
     今、”県庁さん”って声が聴こえましたが(笑)、
     県庁さんこと野村をやりました、織田です
     今日は来て頂いてありがとうございます。
     またこの後も見るなんて方…いないですよね(笑)
     何度でも楽しんでください。」


 柴咲 「こんにちは、柴咲コウです。
     17日経ったんでしたっけ? 私は別の作品をやってたので、
     すっかり終わったものだと思ってたら
     ホワイトデーにこういう舞台挨拶があって…(笑)
     でも、またこうして映画を観て下さった方たちの姿を見ることができて幸せです。
     ありがとうございました。」


《映画は初めてなわけですが、TVとはどう違いましたか?》

 西谷 「物語を伝えていくということでは、TVも映画も変わりません。
     ただ、公開してお客さんの顔が見えるというか、
     TVだとこちらから投げっ放しで、後で視聴率というものが来て
     数字でしかリアクションが見れないわけですが、
     映画はこうして、生のお客さんの反応を見られる
     それが嬉しくもあり、プレッシャーでもあります。」


《この2週間で、生活は変わりましたか?》

 西谷 「生活は変わらないですけど…ジャケットを買ったぐらいですかね?(笑)」

織田さんが、「これですか?」みたいに西谷監督のジャケを触って笑ってました(笑)


《改めて、たくさんのお客さんを前にしてどうですか?》

 織田 「震えがきますね。」


《周りの反応はどうですか》

 織田 「実はちょっと前に、僕もお金を払って観に行ったんですけど…

え〜〜〜〜〜〜!?ザワザワと色めき立つ劇場内(笑)

 佐藤 「場所とか聞いたらマズイですか?(笑) いつ頃ですか?」

 織田 「公開して1週間ぐらい後ですね。」

 佐藤 「気付かれなかったですか?」

 織田 「あんま気付かれないですね…。(「え〜〜〜?」という声) 役者ですから(笑)
     最後のテロップのところもみんな立たずに見てくれてて、
     そのリアクション見てから最後に出てったんです。
     満足してくれたのかな?ってドキドキしてたんですけど、
     そこでいきなり『どうでした?』って聞いてもねぇ?(笑)」

いきなり”織田裕二”から「どうでした?」なんて聞かれたら、たまげるわ〜(^^;;

 織田 「帰ってから自分のHPのBBS見て、感想読んで、なるほどなぁって。
     笑ったって人もいれば、泣いたって人もいて。」

やっぱ本家BBSは目を通されてるんですね♪
織田さんの目に触れるには、映画公開やアルバム発売の直後ぐらいに
書き込むのがいいかも?(爆)

 織田 「友達にも、ポカンとしてる人もいれば、考えさせられたって人もいて。
     同じような観方をする映画が多い中で、新しいタイプの映画だと思うんで、
     すごく、観る人によって変わる映画だなぁって感じがして。
     とんでもなく不思議な作品を作ったなぁって、そういう感覚になった自分がいます。」

 佐藤 「織田さんが、自分でお金を払って映画をご覧になったことに
     皆さん驚いているようですけど…。」

 織田 「ん〜〜観ますけどねぇ(笑)」

 佐藤 「ちなみに、その時お客さんの生の声は聴こえましたか?」

 織田 「いや、意外に静かで、ジッと観てましたね。 若い人が多くて、その時は。

ザワザワ、クスクス…と「その時は」に反応する場内。
初めポカンとしていた織田さんですが(私も最初わからなかったσ(^^;;)
何故お客さんがそういうリアクションをとるのかに気付くと、

 織田 「あ〜〜…気にされるんですねぇ(笑) その時も、です。


《柴咲さんは、初日舞台挨拶でこの映画は客観的に観れないと言ってましたが、
 2週間経ってみてどうですか?》

 柴咲 「あ、見てないんで…

わはは!正直すぎる(^^;; 隣りの織田さんも笑ってる(笑)

 柴咲 「もう一度観れば(観方は)変わるとは思うんですけど、時間がなくて行けてません。
     まぁ、2〜3日後にでも観に行きたいです。」

確かにコウちゃんはこの2週間、『どろろ』の撮影だったり
先週は『北斗の拳』の舞台挨拶もあったりで、忙しかったよねぇ。


《周りの反応は?》

 柴咲 「周りって友達ですか? 友達とも会ってないんで…。 すみません(笑)」


《最後に一言》

 織田 「最初、観て頂けるか不安だったんですけど、
     すごく大勢の方に観て頂いて、すごくありがたいなぁと思ってます。
     もし、またこういうタイプの作品が観たいという声があったら、
     今までにないタイプの日本映画だと思うんで、また作れたらいいなぁと思います。
     今日は本当にどうもありがとうございました!」


 織田さんからのプレゼント♪

続いて取材撮影。

今日はなにやらもう一つ企画があるらしい。
なんと、会場の中から1名に、織田さんとコウちゃんから
直接巨大チョコレートを手渡されることができるとか!

織田さんが”1〜30いくつ”の中から好きな数字を、
コウちゃんが”G〜V”の中から好きなアルファベットを1つずつ言い、
それが合わさった座席の人が当選♪という方法。

 柴咲 「辞退したい人は次に回してもいいんですか?」

辞退する人なんているのか?(^^;;

 佐藤 「じゃあ今日はホワイトデーなんで、女性の方のみにしましょう。
     男性の方に当たったら、次に譲っていただくということで。」

とは言っても、会場内はほとんど女性ばっかりですが(笑)


そして抽選。
(ちなみに私は、これっぽっちも当たると思ってなかったので全然ドキドキしてませんでした/爆)

コウちゃんは「コウ」の”K”
織田さんは「今日は14日なんで…」と、”14”を。
というわけで、見事、”K-14”のお席でチョコを射止めたラッキーレディは、
黒のスーツをお召しになりメガネをかけたご婦人でした〜(^^)

壇上に上がり、織田さんとコウちゃんと相対して
ピンクのハートに白の星を型どり「大ヒット御礼 県庁の星」と書かれたチョコを手渡され
羨望の眼差しを集めた女性は、今日で7回目の鑑賞だそうです。
緊張し過ぎたのか、
「とってもいい映画なので、もっと大勢の方に観て頂きたいです!」
挨拶された声は上ずっていました(^^;;

こんなに感激するぐらいのファンで、こんなにいっぱい映画も観てくれて、
さぞかし織田さんも監督も嬉しかっただろうなぁ♪
(そしてコウちゃんはビックリしただろうなぁ/爆)


そして、チョコを持って一緒に取材撮影

目の前のカメラマンが「こっちお願いしまーす!」と言うと
織田さんが笑顔でこっちに目線をくれるので、まるでこちらを見てくれてるよう♪
思わずカメラマンの後ろで手を振っちゃいましたよ(≧▽≦)ノ <バカ
取材陣のマネをして、「こちらお願いしまーす♪」
と手を振ってアピールする方も多数いました(笑)

織田さんは、20s近くあるというチョコの下面の方を「大丈夫ですか?」と
時々手をあてて支えてあげたりしてました。 優しい〜(*¨*)

最後に握手するのかと思ったら、チョコがあまりにも大きく重すぎたのか、
チョコを持って帰るだけで精一杯のようでした。
私だったら、チョコを監督に預けてでも(爆)、握手したのにな〜なんつって(^◇^;)


そんなわけで、20分ほどで舞台挨拶+チョコイベントは終了。
出てくるときは左側からだったけど、帰る時は舞台右袖だったようで、
間違って左側へ帰ろうとしていた織田さん
監督に「あっちだよ」みたいに促され、笑いながら退場してました(笑)

もちろん! 袖のところで深々とお辞儀をするのは忘れずに…(*^^*)




その後、会場でお会いした織田友さんとお茶をして、帰りはめずらしく(爆)新幹線で。
織田さんの穏やかな、満足そうな笑顔が印象的な、今回の舞台挨拶でした(*^^*)

ところで、今回も近くにいらっしゃった何人かの方からお声をかけて頂きまして、
本当にどうもありがとうございました!m(_ _)m
織田さんや監督じゃないけど、生の声を頂けるのってやっぱ嬉しいもんですね(笑)